■唐突ですが先日、年明けから兄と「九州新幹線出来たら乗っちゃいますか!」計画があり催行。
その模様はまた、別の、ハナシ(←森本レオ風で)…管理人です。

■サブタイトルは
〜そうだ、九州新幹線JR九州の観光列車に乗りまくって、鹿児島に行こう!〜
である。が、3月の震災だの何だので予定が狂い、やっと5月の連休明けに落ちついた。
 いつもは仕事がピークだが、震災の影響ですべてずれ込んだので、「今がチャンス!!」と。



ココでは、往復利用したAirPlane(普通に飛行機って言えって)について書かせていただこう。


■催行日は5/13(金)-15(日)とした。
GWに飛び石でがんばったご褒美と、唐突にバラ撒くと決定した自社バスツアーのチラシをやっつけて、この日に備えた。
5/13(金)は代休をもらい、午前中は身支度を。
 チケット関連は兄が手配。しかも、往復とも「ANA プレミアムクラス(以下"P")」ってやつ。
 国際線で言う「ファーストクラス」。国内線にファーストクラスは無い。ANAのwebでは「エコノミーの上のクラス。」とある。
ちょっと前のスーパーシートに特典+αって感じ。
 該当機である400名近く乗れるB777-200の中で21席しかない。私は前から3番目だった。スバラシイ。


■そもそもは、博多到着後に合流までプラプラしようと早めの便を希望したが、「その時間はB767だからやめたほうがいい(笑)」との事だった*1
 しかも「1本遅らせてくれればスペシャルなシートで案内できるので是非!」との事だったので、あっさりOK。実際福岡で何するわけでもなかったし。

HND(羽田)16:00発なのだが"P"な体験をすべく、早めに高速バスへ乗り込む。
空港には15:00前に到着。そこからが"P"。そそくさと荷物を預けて空港のラウンジとやらを体験しなさい。とのお達し。
 なんと、チケットカウンターが"P"専用で混雑知らず。遠慮なく活用。
そして手荷物チェックを済ませるも、後から判ったが、「"P"専用ゲート」があったそうな。そこは気づかなかった…。
 体内の金属2つには反応しない(笑)スバラシイ金属探知機を抜け、そこからも"P"ワールド。


■航空各社が運営する「ラウンジ利用」ができるのだ。羽田では搭乗ゲートの途中にシックな入口があり、エスカレーターで上るとカウンターが。
 綺麗なオネエ様たちが出迎える。チケットのバーコードを読ませると「ごゆっくりどうぞ〜」と。
 心の中で『常連のフリしてんだから話しかけないで!』と脳内エコーが轟く。

■ラウンジは何ともオサレな空間。ガラス張りでイスもデザイン家具状態で、見える景色は待機する飛行機や飛び立つ飛行機たちが競演してる。

 さらにビールから酒、ウイスキー、ソフトドリンク飲み放題!
 今では3夏目さんほどペイすれば誰でも入れるらしいが、一昔前は雲の上の空間。

 さっそく生BEERをためらいもなく2杯チャージ。つまみも取りほ〜だ〜い!。これがまた旨かった。時間いっぱい粘った(笑)

■P専用喫煙所もあり、P専用のトイレもある。至れり尽くせりだ。

 各イス付近にはコンセントもあり、ビジネスマンがこぞってノートPCやipadなどを見ている。新幹線でいえば、皆”日経新聞広げて読んでるぜ”みたいな(爆)
 私はiphoneの充電させてもらた。

ほろ酔いでボチボチといった感じで飛行機へ。オネエ様たちは「いってらっしゃいませ〜」
『いってきま〜す』←(脳内エコー)

■ここからも"P"パワー全開!
 皆、搭乗ゲート前にたむろっている。
 そこでアナウンスが・・・「まもなく搭乗開始します。"P"チケットをお持ちの方からご案内します。」
『マジっすか!いいっスか!姉さん!』って感じで人ごみ掻き分け搭乗。ちょいと優越感。


■前のドアから入り、目の前には"P"のシート。
窓際ではないが、ゆったりシートにご満悦。"P"シート最後尾の3列目なのでリクライニングし放題。
 枕と毛布も置いてある。何より足元の広さがパない。郷ひろみやトシちゃんばりに脚が組める。ちなみに思いっきりシートバックを倒されても気にならないほどだ。
 スリッパもあり、空気伝達のイヤホンでなく、ピンジャックのヘッドフォン型。ただ、目の前モニターは奢られていない。
 コレは以前乗ったスターフライヤーの方がいいかも。本皮シートに目の前モニターのゲーム付きだったからね。2列+2列で小さい機材だけど。更に言えば2000年に豪州へ行った帰りにアップグレードに当選(笑)し、ビジネスクラスで帰ってきた。コレは凄かった。ファーストクラスってどうなるの?ってくらい。


■そんなこんなで離陸。ベルト着用サインが消える。思いっきりイスを倒して一休み・・・
 ヘッドフォンもピンジャックなので、航空機モードにしたiphoneipodのミュージックを。

■ごひいきはまだまだ続く。
 気が付けばエコノミークラスとは遮光カーテンで仕切られ、独自のサービス開始といった感じ。
ワゴンサービスがきた。
 先ずはお約束の「つまみ」系。それだけでは済まず、カステラとフィナンシェ、持ち帰り用手提げまで。

 さらにここでも管理人大好き「飲みほ〜だ〜い(笑)」
しかも管理人、ためらいもなくシャンパンをゴチになったのは言うまでもない。

■そして極めつけは到着後。
 ゲートに機が到着し、タラップがすぐ前のドアにドッキング。皆降りる準備をする。そのときも「前のお席のお客様よりご案内させていただきます。」と。
 そう、"P"の人間から降ろすというもの。ドアが開いていの一番で出られる。後ろに400名近く並んでると思うと凄い。

 そして、預けた手荷物がベルトコンベアで出てくるが、その荷物の出番も"P"なお客様からである。
腕を組んで待ってる人だかりの間を縫って、最初に出てきた荷物をピックアップし、当たり前のようにエアポートを後にする。

なんとも見栄晴君(笑)には持って来いのスバラシイサービスだと痛感。


■ひとしきり九州の旅を堪能した帰路も"P"手配だったので、FUK*2のラウンジを堪能。
 "P"専用手荷物検査もちゃっかり利用。ちなみにこの"P"専用手荷物検査ゲートは、あまりしつこくされないとか。
 私的にはそんなには変わらないと思ったケド。。。優良搭乗客ですから。(笑)


■実に優雅な旅となった。
食事と一緒で、前菜とデザートが完璧だったという感じ。

 料理業界では、印象に残るのは一番最後(デザート)って言われるからね。


しかし、航空業界の差別って、モロだよね。(笑)


皆さんもぜひ一度、ANAのプレミアムクラスで旅に出ては?
 ※ANAの回しモンではありません。

*1:直近で燃料漏れを起こし引き返したのと同型機だったから。

*2:福岡空港