けんしゃく

■今日の雨は悪くなかったな。
朝、出勤直前に「ザーッ」まさに通り雨。
 出かけるときには止んでた。

 さらに午後にも「ザーッ」かなり激しかった。

でも、打ち水効果か⁈ ちょっと涼しく感じた。


 蒸す、焼く、熱(暑)い。

 食べるのはいいが、体験はしたくない三大要素(笑)  管理人です。



【大人の社会科見学】
■先日、とあるお客様の仕事の添乗に従事。
半ば会社の関係でもあるがして。
 ほぼお客様手配だったのだが、旅程に「京成宗吾検車区」の見学が盛り込まれてた。
 以前、予約のスッタモンダをここでも書いた「崎陽軒の工場見学」や「国会議事堂見学」という、なかなかの社会科見学が盛り込まれた行程っぷりである。

 ここでは、京成の電車区のお話を。

■毎年ご利用いただいてるお客様ではあるが、1台なので普段は添乗としては出向かないが、幹事様の計らいで、電車好きな私を連れて行ってあげたいという、涙が止まらない感動ストーリーであった。
 尻尾振ってついて行きました(笑)


■京成の宗吾検車区へ到着。まずは会議室に案内され、会社概要と作業内容等の説明。
 そして現場へ。。。残念ながら、SNS等での配布禁止を宣告されたので、画像はお出しできませんが、工場にはいると普電の全検*1が入っており、カラーリング無しの状態でメンテされてた。
 奥にはスカイライナーの3ヶ月点検とかで、先頭車が台座に乗ってた。少し早く到着してれば、クレーンで台車との切り離し作業が観れたとの事。

■CSの鉄道番組とか、タモリ電車倶楽部とかでしか目の当たりにしたことがなかった工場見学、自動的にテンションが上がってたが、いちお、添乗なのでグッと堪えてた。
 
優等列車でもあるスカイライナーと言えば、そもそもは上野〜成田空港間で、大昔からの老舗ライナーである。
 そこへJR-EのN'EX*2が殴り込みに入り、一時は劣勢だったが、整備新幹線の建設予定地だった部分を専用線として設け、車両も一新。
 在来線最速とも言われる160Km/hをマークする電車。新幹線ばりのブレーキシステムと、都会を走る在来線の要素をドッキングさせており、京成の入魂が伝わる。


■デザインも、あの山本寛斎が手がけており、案内人の話では「ステッカー等の貼付もデザイン事務所へお伺い*3、仮に塗色変更しようものなら寛斎センセの許可が必要…etc」との事で、しっかりとした掟があるとの事。
 彼の研ぎ澄まされた服のセンスは全く理解できないが(笑)、この車両のデザインはなかなか素晴らしいものがあるな。こっちに転向したら?

■スカイライナーが洗車に入るとの事で、時間稼ぎで屋内検査場に。そこに佇む通電中のエアコンの効いた普電の中で涼みながらの休憩。
 当日はなかなかのピーカンで、大汗かいてしまっていたからね(笑)。

■ホームはないので(当たり前だ!)、乗務員室の扉から運転台を通り車内へ。
この光景、どっかで?、、、そか、テレビだ。「タモリ電車倶楽部や、鉄道BIG4」などのゲストが乗り込む光景だ。必然的に運転台を通るわけで、マスコン動かそうものなら動かせる(笑)。もちろん「触らないでください」と注意されるが。。
 そんな邪念を振り払いながらキンキンにエアコンの効いた車内へ。

■管理人、その昔は津田沼〜押上〜東銀座まで通勤してたので、なんだか懐かしくて目頭が熱くなり、鼻血がでそうだったのを堪えた。。。

■しばらくして、洗車機をくぐるという情報が入り、再び外へ。
線路まで数メーターという距離で、洗車機の仕事っぷりを見せてもらった。
 素晴らしい!

■最後に屋外のトイレで休憩・一服となるのだが、そこにいたのは工場の脇に屋根付きで留置された、歴史上の車両たち。
 初代スカイライナーや通勤電車が保存されてた。これまた懐かしくて失禁寸前。(大袈裟)

■最後に事務所へ戻り、クリアファイル、ハンドタオル等の記念品をいただきましたとさ。




■一般にも公開してるそうなので、ご家族、グループで見学できるとの事。
ちょっと敷居が高く感じた電車の検査場だが、意外に見せてくれるんだ。と感心。

■ただ、ヘルメット着用で、さらに工場内が暑いので、夏は向かないかな。。









 

*1:バラバラにして検査・交換・塗色を施し、新車同然で復帰する検査

*2:成田エクスプレス

*3:原則NG