蓮舫大臣<石原都知事

そんな管理人です。

■最近まで、とある連ドラに嵌っていた。
「ニュース速報は流れた」というドラマと、「ハゲタカ」。
今日は前者について書いてみる。

CS放送初のドラマということで、フジテレビNEXT(有料)でやってたらしい。

何故手に取ったか?裏面のあらすじで、報道部事務所内がメイン舞台であることだった。
知人でそういうシゴトをしてる人がいることと、小生もシゴトでNHKスタジオパークやらフジテレビに遊び(シゴトだって!)に行った事があって、チト気になったから…がキッカケ。つまらなけりゃ2枚だけで見るの止めりゃいいや。と思ったし。
 あとはキャスティング買い(笑) 小林薫成宮寛貴豊原功補酒井若菜・・・等々、知らないメンバーではなかったから。
ちなみに佐津川愛美というアイドル??女優?? なかなか可愛いかったねぇ。知らなかったけど、結構映画とか出てるみたい。
ARATAという俳優も知らなかったが、のちに借りた「ハナミズキ」でも死んだパパ役だった。。。知らなかったぁ〜。
Wikiってみたら結構な豪華キャスティングだった事が窺えた。


■ストーリーがこれまた曲者。
深夜放送で「北海道の室蘭市に核ミサイルが落ちた」というメールがスタッフの1人に流れてきて、宿直スタッフのバタバタでニュース速報が流れてしまった事から始まる。
 一度は流さずにとどまったのだが、その後流れてしまった。「誰が流したか?」の犯人探しから始まったものの、ストーリーの展開がパない。最初は誤報を流した犯人探しだったのに、様々な事件も絡んできていろいろな点と線が結ばれていく。しかも、午前0時過ぎから翌朝までの8時間のリアルタイムなストーリで、製作側からは海外ドラマでブレイクした「24」を意識したともある。よって管理人の大好きな「こち亀」や「西武警察」のような1話完結ではない。

■結局最後はトンでもない展開となり、ドラマでお約束の第11話完結…かと思いきや、第10話がない!第9話→第11話へ飛んでしまう。
『第10話は第11話のストーリーから視聴者の想像に委ねる。』というものらしいが、それでもしっくり来ない。
 ネット上でもかなり盛り上がっていた。
 最終的な事件の犯人が明らかになるはずの第10話だが、第11話からは矛盾点も多く、犯人が特定できない状態。あるサイトでは「そもそもわざと絞れないようにボカしてある。それが製作サイドの意図では?」なんて書き込みも。
 1度見ただけでは判らないというところが怖い。レンタルで3日間ほどダブって全巻揃ってたので、再度一気見してみたが(半日作業 笑)、それでも「…。」である。(汗)

 紛れも無い推理小説である。但し、N村K太郎の列車モノで例えると、犯人を絞る十津川警部が不在で、時刻表でも立証できない状態(笑)


■脚本は一世風靡したあの君塚良一。古くは「心はロンリー気持ちは…」「季節はずれの海岸物語」「踊る〜シリーズ」等々のヒットメーカー。
 HPのインタビューで「CSドラマとあって、視聴率争いとかを考えず、民放ではできないやりたい事ができた」ともあったから、10話の飛ばしや、犯人が特定できないのも分かる気がしてきた。DVDセットを買えば、隠された10話が存在するようだが、買うまではいかないかな?気にはなるけど…。逆にこうなると、特定できないままの方がいい気がするし(笑)
 中には「視聴者をナメてる」なんて書き込みもあったが、心が狭いね。私はこーゆーの好きですがね。でも、CS有料Chだと考えるとわからなくもないか。。。毎回のオープニングやエンディングも独特なものだった。

■ま、気になる方は借りてみてちょ。
心が寛大なとき、バイオリズム的に"精神状態がかなりいい時期"に借りることをお勧めします(笑)