■平成22年度も今日で終わり。

周知の3.11東日本大震災の影響で、翌日からシゴトがパタッとなくなり、売り上げの折れ線グラフが"ど〜ん!*1"といきなり底を突いて横一線となったのは言うまでもない。

鳴る電話と言えば、ツアーのキャンセルか、貸切の4月、5月のキャンセル電話ばかり。。。
仕方ないね。コレばかりは。


■何だか震災→人災といった方程式になりつつある。そう、目に見えない素敵な光線をばら撒いてる某企業がいるから。
地震や被災された方たちの情報はドコへ行った?という感じのマスコミ報道にも腹が立つが。
 お陰で一番近しい九十九里エリアの震災被害の情報が乏しく、かなりのタイムラグで知ったのは言うまでもない。
「こんなだったんだ…」と思ってしまった。恥ずかしい限り。


■話は戻って、お陰で…と言ってはイケないが、年度末の仕事がじっくりできたかもしれない。
毎年、バタバタしながら年度末を迎えるので、底辺横一線の売上動線(笑)の恩恵とでも言おうか、内輪シゴトに専念できた気がする。
打ち合わせも見積作成もない。コレだけで十分助かった。


■いつまでこの状況が続くのか?…
自粛ムードが蔓延してるサナカだが、ジッとしてちゃいけない。最近はそう思うようになった。
もちろん震災直後は、私的にも自粛オーラに包まれていた。節電、私欲抑制等努めた。

 しかし、前へ進もう!と、部屋にこもってリリアンを編んでた手を止め(笑)、着替えて外に飛び出し、友達誘ってサッカーしようよ!といった感覚で(←未曾有な例え)、中止ばかりしてるツアーを一部催行する事を決意→上司に相談。
「様子見を兼ねて…」でちょっと思い切ってみた。

ことごとくツアーキャンセルをし続けてきたので、限界を感じた。会社として成り立たなくなる前に…。

営業で来てくれる観光地の各施設の方々も「マイカー組は少しずつですが増えてきてますよ」との事だったので。

自粛ムードも、度が過ぎると経済面で"日本沈没"し兼ねないから、ジワジワと軌道修正も必要だと思う。
勿論、「こんな時に旅行かよ!…」と思う声もあるのは重々踏まえた上でね。


■先日、春のイベントの件でK氏からメールで「どうしましょう?開催すべきか決めかねます。ご意見を…」との事だったので、回答として「白黒付けないと失礼」かと思い、その当時は6が中止で4が前向きに…って感じだったので、「中止」に票を投じる回答としたが、開催時期も5月末の話でもあるので、今では前向きに開催してもいいのでは?と思っている。
その後、K氏から「カクカクシカジカで、開催の方向で考えてる。中止の意見だったけど、どう?」との事。
なんだか、逆に気を使わせてしまいました。
話によると、「参加者表明で東北地方の方々からの参加表明も来てる。何もできないけどいつも通りに集まって、コミュニケーション取る方が、坂本金八の言うところの"人と言う字は…" 」という考えだ。
 それなら逆に中止したほうが失礼に当たるとも思うしね。

■昨今のCMを以って見ても、分かりやすいくらい企業CMが復活してるので、人によってタイミングがズレるかも知れないが、自粛ムードというのは引っ張りすぎるものではない気がする。


■もちろん、被災された方々への気持ちは変わりませんが。

*1:3連ドンちゃんの掛け声で