■最近世の中狭く感じる事が多い。


■昨夜、会社帰りにセルフGSでガッツ満タンのあと、まるで黄砂でも吹いたか?ってくらい車が汚かったので洗車機へブチ込む事に。
すると何やら前で待つジムニーのおじさんが動かない。よく見るとソノ先で従業員が料金箱の裏を空け、覗き込んでる。虎舞龍のようだ。
「ま、待つか…」と財布の小銭を漁ってたら、小銭の神様がチャリーン!チャリー…ちがう、一人の男が近寄ってくる。
『ん?また洗車カードの勧誘か?』と思って窓を開けたら、「●●ちゃん(アタイのあだ名)?俺俺、○○○だよ」と。

「ををを〜!久しぶりで!」と。
まだ、ジムニーのおじさんは待ったままだったので、車を降りて立ち話。

■彼とは小学校時代に、転校してきて家も近く、親友とも呼べる仲だった。車好き、電車好き、飛行機マニアでもあった。
家が金持ちだから、小さい頃は海外にいたといういわばエリート。

コンコルドにも乗った経歴があるほどだ。

でも、"完全庶民"の自分と毎日のように遊んでいた。

■そんな彼は、自分達とは脳の構造が違うらしく、中学校から私立の学校へ行ってしまう。


■話は戻って、ジムニーのおじさんはやっと洗車機へ。治ったようだ。
近況を聞くと、「アメリカ行ってて帰って来てからは、東京で歯医者に勤めるも、やりたい事があってそこをやめた。それを遂げてからまた歯医者かな?で、今は実家に入り浸ってる。だから今プーなんだ(笑)」と軽く話す。
暫く話し込んでると「あ、洗車いいの?」と。見ればジムニーのおじさんは吹き上げブースに移動してた(笑)


■じゃ、先に洗っちゃうわ。で、くぐった後、ふき取りしながらまたダベってた。
ジムニーのおじさんの姿はとっくにない。


■結局、寒い中1時間近く話したかな?自分の車にも興味を示し、かくいう彼も聞く限り、かなり熱いスカイラインに乗ってるらしい。
彼曰く「自分の影響だ」と笑ってたが、それを超えてるよ。
ソノ日は、お袋さんの車を脚代わりで転がしてるから、それの給油だとの事。


■暫くコッチにいるから、今度ゆっくり飲もうよ。との事で解散。

小学校時代が走馬灯のごとく、頭をよぎった時間だった。


ジムニーのおじさんは、もう、家について自分が風呂に入ってるだろう。。。
風呂上りの焼酎を楽しみにしながら・・・(妄想しすぎ?)