出来事

■今朝、休みだがお袋に起こされる。
「救急車呼ぶから手伝って」と。

 実は先日から、父がぎっくり腰!?(本人談)になってから既に4日近く寝込んでいた。
全く動けない状態だったにも関わらず、病院行きを拒んでいた。 要はキライなのである。
 「ぎっくり腰」というのもアヤシイもんで、私は病院行きを促していたトコ。



■救急車を呼ぶ際に、母が「住宅街なのでサイレン鳴らさずに来てくれます?」と聞くも、
「それはちょっと無理なんです」といわれたらしい。
 母に「外で待っててといわれたから、アンタ出といて!」と言われるままに外で待つ。

暫くすると大通りからサイレンの音が近づいてきた。
しかし、角を曲がった瞬間からサイレンがフェードアウトした。



■飛び降りてきた救急隊に「ご面倒かけます」というと、一人が「おはよう、◎ちゃん!」
と声を掛けてきた。そう、中学・高校と一緒だった同級生だった(笑)。
 そういや、高校出てすぐに消防に行ったっけ。
こんな形で会うとは(笑)。
 成人式以来かな?お互い変わり果てた姿での再会…(爆)



■一緒に運び出すも、動くと痛がるので、オレンジのボード*1を布団の下に潜らせ、
一気に移動。母が同乗し、自分が後から病院に行く事に。
お約束の病院探しの間、自宅前に停まったままの救急車の後ろで、彼と病状について話してた。

 名刺と携帯番号を渡し、「ご面倒かけますよ〜。じゃ、また連絡して。飲み行こ!」何ぞ軽い
会話をしてた(爆)
 そしてサイレンも鳴らさずに、ゆっくりとでてった。

■暫くして携帯が鳴る。彼からだった。

 「◎×病院に搬送したよ。OK?。じゃ、また連絡するよ」
 「ありがとうございましたよ〜。」
 「うん、ぢゃ、了解済。」←消防用語なんでしょう(笑)。電話を切った後、思わず笑ってしまった。
 
 了解「済」・・・って(爆)


■とりあえず病院に行き、受付で聞くも「まだ検査中」とのことで、暫く待っていた。
まさにニッポンの病院って感じ。

 結局、動けないのと、検査の結果も出てないので入院する事に。
 正直安心した。母も看病で疲れぎみだったし、自分も、父が食事もしない状態だったから栄養バランス
を気にして「絶対点滴食らった方がいいよ」と薦めてたから。(経験者は語る)←リンク


■病室は2人部屋。しかし、貸切状態。
安心して一旦自宅に戻り、母が着替え等々の準備をし、再び病室へ行くと空いてるベッドがない。
「個室状態じゃん。良かったね」なんて話してたら、ベッドごとルームメイトが登場(爆)。
 30代後半の男性。どうやら事故らしい。

 「靴が片方無いけど、どーしたのー?」と看護師(笑)。「現場で…脱がされて…」なんて会話が。

 コリャ仕方ないわと思った。   お大事に。


■帰りの車で、母が「お父さんには悪いケド、アタシもクタクタになっちゃったから、『病院行く』
って言ってくれて正直助かった。なかなか行くって言ってくれなかったから」と。
 お疲れでしたよ〜。今日はゆっくり休んでくんな。

 ケド実際、このまま自宅で寝てても進展はないし、逆にアブナイしね。
 父の病院嫌いは承知の上だが、この方がお互いにいいに決まってる。

病院までの道のりも、「右折嫌いな真っ赤なマーチ」で、何とか母が行けるような場所だし(笑)



■今日の時点では、まだ原因究明には至らない。MRIの検査が予約制ゆえ、数日掛かりそう。
ただ、病室で立ち会った問診では、体温も血圧も問題なかったので、現状では「本人の気持ちの
持ち方次第」と言わざるを得ない。
 ただ、聞く限り、「脱腸(ヘルニア系)」か、「泌尿器系」が疑わしい。



■暫くは頑張ってくださいな。





■「親父も歳取ったなぁ…」と今日ばかりはつくずく思った。

*1:海用?