無事終了

■今週は修学旅行の添乗だった。2泊3日。
会津連泊の日光経由で戻るコース。
 

【初日】
■千葉の最南端まで迎えに行くので、恐怖のam3:00出庫(爆)

千葉を離れ、一路福島県へと常磐道磐越道と北上。


■入水鍾乳洞■
 初日一発目の見学?体験?罰ゲーム?である。本来は案内人がいなくては行けない"照明ナシのCコース"に私が似非*1案内人と言う事で突き進む。
さんざんネットで調べたりして迷った挙句…
【ニット帽・ナイキのシューズ・靴下・Tシャツ・オレンジのカッパ(上のみ)・膝丈の海パン・ヘッドライト・懐中電灯】という装備になった。
 水温は10℃。最初の5分くらいはしびれる冷たさ。しかし、徐々に慣れた。

 道中、突起する鍾乳石をとんでもないくぐり方、越え方をしなくてはならない。四つん這い、足→体→頭→手みたいな越え方をしなくてはならないような場所もいくつかあった。
 後ろの子たちに声を掛けながら進む。思春期の中学生の女子にお尻を向けながら(爆)
 途中からは水温も気にならなくなった。でも、キャーキャー言いながらCコース終点まで半分以上の生徒がきた。

 全員に終点の看板を見せるべく自分は脇っちょに座って待機。少しだけ間があったのでライトを消したら泣きそうになった(爆)
最後尾で来たコースを戻る。分岐は無いので不安はない。でも帰りは「こんなトコ通ったっけ?」みたいな。

 外界にでた時、先生に敬礼し報告。「51名、全員救出しました!(`ヘ´)ゝ (笑)」 先生も「うむ、ご苦労だった!(笑) …ありがと〜添乗員さん*2」とな。


■宿泊先【芦ノ牧温泉】■
 …まで「ぐったりか?」と思いきや、カラオケ三昧。先生の朝の挨拶で「このカラオケバスは、歌い放題だぞ!いくら歌ってもタダ!(笑)」な〜んて言ったもんだから、2泊3日で100曲歌うぞ!が合言葉となり、本気で挑んでいた。
 途中、ちゃんと生徒で準備したレクも交え、ガイドの案内もそこそこにクロスした。ある意味すごい。
 宿到着。芦ノ牧温泉なり。
 一般客向けのなかなかのホテル。料理がすごい。生徒のも「こりゃ贅沢だっぺよ」レベル。
なんたって乗務員のメシがすごい。一般客扱いなので、初日がカニ三昧で、2日目がアワビの踊り焼きだったからして。

 センセ達の反省会に参加し、明日の予定等の打ち合わせが23:00前にあり、その後は「風呂三昧」24:00までの風呂なので、23:40頃にわざと行き、24時過ぎまで「貸切状態」。かなりデカイ。
 もちろん先日購入した「あかすりグローブ」大活躍(爆) 誰にも見られずに済んだ(爆)

【2日目】
■5:00【起床】■
 私は朝風呂に行く為。マタ〜リ。生徒は6:30起床。着替えて7:00過ぎから朝食。
 本当に七不思議。宿泊先での朝食は鬼のように食べる。普段はパン1枚のクセに。
 
■8:30【出発】■
 鶴ヶ城会館でおっ放し、生徒はグループ行動。我々は待機。地元の中学校だけでも3校来てた。会館Pはウチのバスで半分占領。

レンタカーも3台待機。先生用だ。昨年は使わなかったが、今年は他校でトラブルがあり、3台とも出入りが激しかった。ウチも借りた。更には添乗員も3名集結したので、メシを食いにレンタカーで行った(笑) 何でも会津名物に…とソースカツや味噌カツをウリにしてる感がある。でも味噌カツ、うまかった。
 前日の鍾乳洞で3名ほど体調を崩し(汗)保健の先生と病院へ直行してた子たちも検診後薬を飲み回復。先生より他の生徒と合流したとの報告がありホッとした。帰って来た女子生徒に「大丈夫か?」と聞くと「ごめんね添乗員さん*3」と、ケロっとしてた(笑)。よかった。

■16:30【宿到着】■
 生徒達はメシ・風呂・レクを済ませ、就寝。
実は前日に一般客から「うるさい」というクレームがすごかったとの事だった「添乗員様に言っても仕方ないですが、先生達は何をしてたのでしょうか?もう対応できませんでしたよ。本当にもう…」なんてヌカシてた。
 私は「あんたらプロだろ?接客の!。クレームが嫌なら学生受けなんてするな!」とストレートでは言わないが(笑)そう思ってたので、「そりゃすみませんでしたねぇ。先生には伝えときますよ。」で終わらせた(笑)。 先生にも「ちょいとオーバーなんですよ。でも、一応謝罪をお願いします。」でも、さすがに先生方は結構気にしてた様子。宿に戻って、先生方とホテルの方で顔合わせしてもらい一件落着。

 でも、そのホテルの担当者が、『イマイチさん』だったので、乗務員からの評判は悪かった。
「聞いてよ、さっきさぁ、『明日の朝食、積込(バック他)があるんで、6:40頃でいいですか?』って頼んだら何て言ったと思う?『7:00前は絶対にできません!』だって(笑)。絶対って何だよ(爆)!初めて言われたぜそんなセリフ(爆)」と呆れてた。ちょっとホテルの顔としての人間の対応とは思えないでしょ?。

■この日も反省会を済ませ、ギリで入浴。あかすりグローブいっちょ(爆)の全裸男が大浴場に佇んでいた(爆)

【最終日】
■8:00【出発】■
 一路日光へ。芦ノ牧から一気に121号線を南下。途中道の駅で休憩。鬼怒川抜けで日光入り。
 昼食を済ませ、毎年恒例の「百物揃千人武者行列」を見る。

その後専門のガイドにバトンタッチし、東照宮見学。

 さすがに眠い。が、ここではしょっちゅう待機してるが、"送りに…迎えに…"で、結構歩く上、飯も食わねばならず、ゆっくりできた事がない。
結局、あれよあれよと時間は過ぎ、出発。一路学校へと。


■帰路…寝■
 さすがに帰りのバスで私は、カラオケの音も遠ざかり夢の中へ逝っていた模様(笑)
 この学校、毎年先生の意向で「生徒が前、先生は後ろか補助席」なので、添乗員も必然的に後部座席。生徒にはバレないので余裕で寝れるが、ガイドに「どんな夢でした?(笑)」なんて言われる。
 
■順調■
 渋滞もなく早着予定。しかし、生徒達は目標のカラオケ100曲制覇を目指し、一丸となっている。
千葉は君津ICを降りてから、生徒の盛り上がりは最高潮。先に「帰りの会」をする事に。が、この帰りの会もすごい。【先生の挨拶】で、「残り1時間くらいだ!最後まで盛り上がれ〜! 以上!」(核爆) ガイドと「1泊2日の小学生より短い帰りの会だ…。」と大爆笑していた(笑)。

 途中、「ガイドさ〜ん*4ゆっくり〜!ゆっくり〜!」と皆が叫ぶ。「ん?曲のスピードが速いみたいよ」と私がガイドに言ったら、「違う違う〜!運転手さ〜ん*5、『ゆっくり走って〜!』着いちゃうよ〜!」だった(笑)。ほのぼのしたセリフだった。運転手も笑いながら失速し始めてくれた。

■到着■
 でも、着くもんは着いてしまう。到着したものの、”あと2曲”なので止まったまま車内で歌い続ける。およそ10分以上(爆)
最後のシメはなんと「ヤングマン(西城秀樹)」その隙に各号車のドライバーがトランクから荷物を搬出。そんな中、バスはゆさゆさとYMCAの為揺れている。(笑)
 1台だけならともかく、2号車も負けじと大合唱。異様な光景だが、この学校の伝統行事で昨年もそうだった。
 しかし、何故に21世紀の中学生が「ヤングマン」で締め??(爆)


■あとがき■
 本当に楽しい学校だった。生徒も先生も。
 先生も生徒にはクールでありながら、乱れてない。ちゃんと先生が主導権を持っている。でも、ちょっと自由な校風がいい感じ。
ちなみにここでは「添乗員さん・ガイドさん・運転手さん」と表記してるが、実際は初日から先生が「添乗員の○×ちゃん*6、ガイドさんが△■ちゃん*7、運転手さんは※◆ちゃん*8」とあだ名で呼ぶよう指示*9。我々もソレを快く受け入れ、3日間ともその呼び名だったのはここだけの話。
 でも、ホテルとかですれ違うと「あ、添乗員さん*10だ!こんばんは〜」と、こっちもやりやすかった。
 更には他校で行った当社のスタッフチームは、「ホテルにろう城した餓鬼んちょ」もいたようで、何も言わない先生に代わって説教かましてたというから大変だったと思う。
 いい子達もいるのに、その子たちが可愛そう。とも言ってた。ごもっとも。先生がもっとしっかりして欲しいもんだ。


■ダラダラ書いたが、自分でも忘れないようにと書いてみた。いちお日記だし(笑)




 

 
 
 
 
 
  

*1:えせ=似て異なるもの

*2:かんちゃん

*3:かんちゃん

*4:しづちゃん

*5:たっちゃん

*6:かんちゃん

*7:しづちゃん

*8:たっちゃん

*9:結局注釈入れてるが 笑

*10:かんちゃん