合理化案

ごうり‐か【合理化】

[名](スル)
1 道理にかなうようにすること。また、もっともらしく理由づけをすること。「自説を強引に―する」
2 能率を上げるためにむだを省くこと。特に、企業などで、省力化・組織化によって能率を上げ、生産性を高めようとすること。「経営を―する」
3 心理学で、たとえば言い訳のように、理由づけをして行為を正当化すること。



■ちょっと辞書で引いてみた。会社で【案】として出されてるもので…
普通は(笑)上記の"2"が妥当なのだが、思うに"1"と"3"にしか取れない案でして(苦笑)。
正直、部署としては、”左団扇”ではない状況下ではある。が、やればやるほど…「赤が」…という事態でもない…。その辺は自分達も"変わらなきゃ"やけどね(笑)


■内容はさておき、私が思うに ”【合理化】の意味が汲み取れてない人種の、その人種による、その人種の為の、訳の分からない改革”が進もうとしてるから。
 言ってみればこの会社一筋でがんばってきた人達でしょう。それに関しては頭が上がりませんが、私は逆に「同情」もする。

■世の中の動き(競合会社や"外"の世界)が汲み取れてない気がするからだ。
"完全に殻に閉じこもった状態"
とでも言いましょうか…。


■忘れもしない。実際、前の会社で、大型店舗の居酒屋開店に伴い、とあるパートナー(キャリア・オールド(笑)・ウーマン)と託された。でも、ダメだった。
勢いで開店したものの、コレといったウリも無く、お客様に見切られた部分があり、敢え無く閉店。
 そこで社は、苦肉の策でフランチャイズに参加しよう!となり、ある中華ダイニング系の傘に潜り込む。
 ソコの社長は名物社長であった。テレビとかにも出てる。


■顔合わせで会った時、ソレを言われた。

 「店を畳んだのを会社のせいにしてないか?経営者の私にすればアンタらは売上げ下げた挙句、店を潰した”犯罪者だ”」
頭をバットで殴られた気がした一言だった。でも、ムカついたのではなく、悔しかったのを覚えている。「このクソジジィ、見てろよ!」と思わせてくれた人でもあったが…。
 更には、
 「もっと外を見て来い!休みの日には、自腹切っていろんな店に食いに行け!ソコから何でも良いから吸収して来い!」

 言われるがままに、いろんな店行ってみた。いろいろと見えた気がした。店構え、接客態度、料理、清潔度、メニュー構成…過去の自分と照らし合わせたりして…勝手にひとりで恥ずかしくなった。


■もともと駆け出しだったその勢いのあるフランチャイザー*1の会社は、自分達の"大型店舗"をウリに宣伝しまくり、今では全国規模の出店を果たしている。その社長、雑誌やテレビに出てるわけだよ。



■話は戻って現代(笑)
 その社長は、経営者として自分達にハッパを掛けたのだが、従業員が会社のせいにするのは簡単。
 でも、その社長はそれなりに実績を作ってるからこそ、自分達にこーゆー訳で。
こんなペーぺーな自分が言うのもおかしな話だが、"ある人種"の方々には、是非この名物社長の説教を聞いてもらいたいものだ。ボロクソ言われること間違いなし!"〜経営者として〜"の喝を入れて欲しいなぁ。


■こんな事書くと、チクられて首が飛びそうだが(爆)、今の会社の"ブランド"が好きだからこそ敢えて進言してみました。
そう思ってるのは私だけではないことも知ってるからね。







 
 
 

*1:フランチャイズの本部⇔対義語:フランチャイジー<参加する側>