ひげそり
■ここ数年、電気かみそり(シェーバー)と呼ばれるものを使わなくなった。
5〜6年前に、イチローのようなヒゲ面にしたからである。イチローが真似したと自負している(←ただの一般ピーポー)
それまではシェーバーを愛用してたが、ある程度伸びてきてしまうと、Ｔ字カミソリの方がいいのだ。
で、愛用してたシェーバーは錆付き、今日までＴ字カミソリを使っている。
■昨今の髭剃りの進化には、恐れおののく。昔は剃れば後から赤い点(血ともいう)が白い泡の中から増殖するかのようににじみ出て、
洗顔時にヒリヒリしたもんだ。おまけにカサブタになってみっともなかった。
しかし、メーカーも研究を重ね、2枚刃・3枚刃･・となり、一時期は縦にワイヤー(ナイロン系の糸？)を張って、｢剃れてな〜い…もとい、切れてな〜い！｣を売り文句に、カミソリ使用時のウィークポイントを克服したかのような商品まであった。
そんな進化をする度に｢ををっ！｣と思いながら購入したもんだ。
■それがどうだろう？今では｢5枚刃＋1枚｣*1という、戦国時代でいう殿様レベルの刃を持ち合わせたカミソリがある。
もちろん｢ををっ!!｣で購入。
普通に5枚刃があり、その上端に1枚の｢キワゾリ刃｣なるものが標準装備されている。要は、ヒゲ面君の髭を整える、また、剃り残しの多いあごのラインにご利用ください、とある。その１枚刃はイマイチ…。
■そして何より、その剃り心地の滑らかさ！車で言えば４気筒からＶ８に乗り換えたようである。またはＪＲの113系の吊り掛けモーター車から、２階建てグリーン車に乗り換え･･･例えがヤバイのでこの辺で…ま、滑らかだと言うことである。わかりやすく言うと、…もういい。
■買って１週間くらいしか経ってなかったのに、先日の添乗業務で、ホテルに忘れてきたらしく自宅に戻ると見当たらない。｢チックショ〜ッ!｣である。
仕方ないので、｢新しいの買うか｣と"某キホーテ"(笑)に行ったら…なんと！奥さん！びっくりしないでよ？ 同じＴ字デザインなのに、電池が同封されてるぢゃないのよ。｢をををっ!!｣で手に取ると、｢振動ヘッド搭載｣*2だった。振動で髭をおびき出し、おっとっと…と思わず出てきてしまった髭を一気に伐採する機能。ある意味詐欺師に近いシゴトぶり(笑)
■翌朝初体験だった。何だか最初はその振動で肌を切ってしまいそうだったが(笑)程なく慣れた。が、本当に意味があるのか？と思いつつも、やはりスムーズである。関心関心。
しかし、所詮Ｔ字カミソリの延長。電気系であるからして、水との仲が気になるところ。さすがに今までみたく"ジャバジャバ"とは洗いずらい。ちょっと緊張しながら電池格納部分を気にしなが洗う。コレも慣れるかな？
でもまぁ、毎回毎回面白ネタ(技術)を発見するもんだな。と思いながら、実は次回作を楽しみにしてたりもする。
