Kamakura

▼本日ヤボ用で鎌倉へ。どんな野暮か?仕事である…

▼鎌倉にバス4台で町内会御一行様を連れて行ったのだが、とにかく特大車輌には堪える街だ。歴史が物語る街だけに、道の拡張なんてとんでもない。それは大人なので理解する。が、昨今の交通事情に対応しきれない街だなと実感した。
▼とにかく今日のような休日は身動きが取れない。とかく目に付いたのが「七五三」の面々。
確かにシーズンである。当の「七五三」に該当するのは子供一人のなのに、付添人が4〜5人いる。当の両親だけでは済まないので、爺ちゃん婆ちゃんがもれなくセットになるので、街が飽和状態と化す(笑)。
▼大仏近辺はどうしようもない。というか、作業内容上、移動中にバスのステップに立ってようものなら、スレスレで通り抜ける通行人にヒヤヒヤしてしまう。「当たったら痛いよ?」とカンペを出しながら走りたくなるが、何食わぬ顔で通行人は平和そうに歩いている。「仮に当たったらこっちのせいになるんだぞ!もっと注意して歩こうよ。」と煮え立つも、冷静に考えると、「こんなトコ、バスで来るな!」が尤もな答えのような気がするので、ここは「イーブン」と言う事にしよう。

▼しかし、鎌倉は個人的には大好きな街だったりもする。上の意見は、仕事でスーツ姿で行くからそう思うのだろう。海岸は今時な発展をし始めながらも、内陸部には歴史と伝統がガッチリとスクラムを組んでいる。この調和がなんともいえない。


江ノ電の踏切待ちで、狭いスペースから江ノ電が「ぬぅ〜」っと現れた時、『カメラ持って一日歩き回ろう』と確信した。いつか行こう。
トドメは、夕陽をバックにサーファーがボード抱えて歩く稲村ガ崎で「仕事じゃなきゃなぁ…」とため息が出てしまった。