丑三つ時に・・・

 ※このページも9月13日に記載したものです。※

■3:00
 寝静まるミッドナイトに、突然腹痛で目が覚める。胃が破裂しそうな痛みに襲われる。最初は我慢してた。「おいおい、ここ病院じゃん?何我慢してる?看護婦呼びゃいいじゃん?」とモリをもったデビルな私が耳元で囁く。ボタンを押す。看護婦がスグに来た。状況を説明。一旦終わった点滴の再開だった。「そんなんより下剤みたいなのないの?」と聞くも、ひたすら点滴準備。なかなかしたたかだ。「今から胃取り替えようか?」訳の分らない思考ばかり働く。さすがにこのときは「死んじまうんか?」とも思う痛みだった。アトムみたいに胸をパカっと開けて胃を取り出し「これ、オーバーホールしといて」とも言いたくなった。今日ほどアトムが羨ましいと思う日はなかった。
■7:00
 看護婦さんもさすが勉強してるだけある。点滴のお陰で痛みが引いて朝を迎えていた。が、7:00…。「もっと寝かせろよ!」…またデビルだ(笑)しかし規則正しい生活習慣こそ健康への一歩だから仕方ない。
その後も延々点滴。「さすがにもういいべ?」と言いたくなる。
■9:00
 上司が来た。頭が上がらない。しかし「こうなったんだから、ちゃんと治しなよ仕事の方は心配要らないから」とカッコよかった。その後も引き継いでくれた別の上司が来た。私の頭は地中深く埋まってた。「ヤレルだけやっとくよ」人間っていいな。そう思えた。

■ワープ■

■18:00
 夕食を食べれるようになった。が、完食はできない。しかし大きな一歩だった。「屁」もでた。が、盲腸ではない自分に気づく。

■20:00
 オイルチェンジ…いや、点滴交換。結局いつまでここにいるのか明かされないまま消灯。
■21:00
 この日はさすがに、「早く寝ようよ」。エンジェルな自分が囁いた。なので寝た。

  続く