エアバス380

 ―私は飛行機も好きである。―
といっても特別詳しくはないが、旅客機あたりは好きである。
成田や羽田の展望デッキは大好きだ。
 しかし、未だに「あの鉄の塊が空を飛ぶ」のが納得いかない。航空力学が成り立ってるから自宅の上空を、羽田に着陸すべくバンバン飛び、更には、ちゃっかり利用してたりもするが…
 何百人と人を乗せて飛ぶ。ジャンボ機(B747)など500人以上だ。ただ、B747はエンジンが4基あり、まだ安心する。しかしB777(トリプルセブン)などは同規模の人数を載せるのが可能ながら、エンジンが2基しかない。確かにデカイが、主翼が折れそうなくらいデカイ。しかも、不自然に胴体が「長い…」 まぁ、あの離陸時の「加速」を考えれば、いかにパワフルなエンジンで、凄いスピードなのかは汲み取れるが。
 
 立ち読みで、飛行機の雑誌を見たとき、B社(米)のライバルであるA社(仏)がB777をしのぐ旅客数で飛ぶ事が出来る機体を開発、近年営業利用されるとあった。A(エアバス)380である。

 それはちょっと強引ではないか?と思わせるデザインだった。普通の旅客機の胴体が、まるで七福神の「布袋様」ばりの頭の膨らみを見せている。そして、客席の窓が2段…しかも前から後まで。
 そう、「オール二階建て」である。「別にいいのに。ソコまでしなくても。」が第一印象だった。
 それなりの安全装備や対策・設計であろうが、満席になったその機材は乗りたくないな。

信じてないのではなく、自分の心の準備に時間がかかりそうだ。

 未だに搭乗時の「着陸」が怖い私である。

 ちなみにこんなデザインだったりする