気になりだしたら止まらない…

 今までは何気なく目に飛び込んでいたものが、ひょんなこと、またはきっかけがよく分からないまま、気になってしまったという話。あるあるあるある〜
 それは、昨日添乗で成田へ。行きは電車で先回りし、帰路はお客様のバスに同乗して帰るものだった。私の仕事は成田で完結してしまったので、道中での仕事はガイドの仕事となった為、やる事はなかった。乗客状態(笑)
 そんな帰路の車内での出来事。いや、事件簿。
 珍しく後席に乗った。そして、外をぽか〜んと見ていると、産業道路ですれ違う車、限定するとトラックが気になってしょうがなくなった。それは何か?
 ガラガラでもなく、渋滞もしてない、皆50〜60km/hくらいで走ってたと思う。そして
私を虜にしたのは、トラックのフロントガラス上部にある、緑の3つのランプ。もちろん存在は知っていた。しかも、それが速度を表しているものだと言うのも分かってた。しかし、ほぼ同じ速度で走ってるトラック同士なのに、点灯の仕方が異なっていたからである。
 図に表すと 
       A:[□■■] B: [□■□] C:[□□□] D: [■■□] (□が点灯)
 
 の、4種類である事に気づく。産業道路なんで、データ量は多い(笑)
 そして、ほぼ並走してるトラックなのに、違う表示だったりしてた。最初は「表示が変わるポイントくらいの速度」なのかと思ってた。しかし、3個のランプで表示するわけだから、当然パターン的にもそんなにないはずだ。
 ただ、何パターンできるか?は数学嫌いの私には指の数が足らづ、断念。
 しかし、上記した4種類以外のトラックはいなかった。帰ってすぐ調べたれ!とムキになったが、上司の飲みに付き合い、家路に着いたのは明け方3時…
 で、今日になって調べたら、どうやらほぼ正解だった。
詳細は割愛するが、下記の通りであった。

   ○ 60km/hを超える速度 3個
   ○ 40km/hを超え60km/h以下の速度 2個
   ○ 40km/h以下の速度 1個
 
 細かく言えば、誤差の定義が存在するようで、どうやらその関係で、私が振り回されてしまったのであろう。
 ちなみに、1個表示の時、左右どちらが点くのかは不明のまま。本気で取り組んだわけでもないので(笑)1個の時に右側点灯だったか左側点灯だったかは忘れたので4種と解答用紙に記入したが。←うん、嘘よ。
 しかし、明らかに新型車だ!というトラックにはランプがなかった。要は「廃止」となったようである。本来の目的は、「人は、大きい平面のモノが正面から近づいてくると距離感を勘違いしやすいので、歩行者や対向車などにスピードを知らせようという目的で出来たシステム。」しかし、残念ながらその点灯している意味を知る人が少ないなど形骸化されてきたことと、運送事業者の経済的負担を軽減するという理由から設置の義務は平成13年からなくなった。とある。
 確かにしってる人はトラックに所縁(ゆかり)のある人たちだけであろう。どう見繕っても、「乳母車に買い物袋を詰め込んで歩くヨタヨタのおばあちゃん」が知ってるとは思えない。一番知っててほしい人種であるはずなのに。私も今日初めて知ったしね。


 さぁ、皆さん。運転中は宜しくないですが、暇な時によ〜くみて見よう!