21:40

とりあえず、上司の携帯に掛けるも掛からない。やっとで留守電。「21:30現在まだ市原です。」とだけ残した。
もう電池切れなのだろうと思った。
そこで思ったのが『諦めてどっかホテルとか飛び込んでないだろうか?本当に待ってるのだろうか?行くだけ行って"いませんでした"ぢゃシャレいならねぇぜ!ぜぇ・・ぜぇ・・・』
脳内のエコーボリュームをハウリングするぐらい響かせて、そんなことを思ってた矢先、事務所から入電。
「あ、今ドコですか?今上司から公衆電話で位置情報の確認してくれとの事でした。とりあえず待ってるよとの事ですが…。」と。
隣の部署の高速バスの宿直の後輩君からだった。自分に直接連絡がないところをみると、番号分からずにBatt切れは図星だ。

「ま〜だ市原だよ!帰ったろか!って思ったけど、待ってるって?だったら行くよ。乗りかけた船状態だ(笑)」と自分の携帯番号を伝言するよう伝えた。