15:××(忘れた)

その後、余震が襲う。
さっきと同じ行動をとってた自分がいる。ガイドを外に出し、様子見て自分も。
今度こそはとiphoneで録画。

しばらくして戻ると、テレビで津波の中継中。
まるで映画を見てるようだった。紅一点の某レディは自分の事のように涙を流していた。
迫りくる津波の画像に「あ、あ、あのタンクローリーヤバいよ。早く逃げて!!」「あ〜、あの家どうなるの?早く逃げて〜!」など、スポーツ観戦とかとは明らかに違った食い入り方だった。悲鳴に近い声も。笑顔はない。

映画とかCGでなく、現在進行形の現実だというのがそこはかとなく怖かった。

この時は、ヘリから撮影してたカメラマンも、さぞ複雑な心境だったと思う。お察しします。


■その後も余震が続くも、飛び出すほどの揺れではなかった気がする。
テレビチャンネルをサーフィン中に、いささか見慣れた光景の火災映像が。。。
千葉テレビだった。

千葉城ナメでその背景には工場からの燃え盛る映像が・・・
「え?これって千葉城だよね?ほらほら」と、正気を失った某レディが叫ぶ。


■とにかく突然仕事にならなくなった。電話がダメ。他営業所の安否は不明。。。館山地区は固定電話も不通に。陸の孤島と化していた。