くるり線

■↑表題は千葉にある実在の線名。某バンドの事ではない。解散したとか?木更津〜上総亀山間を結ぶ。日本名……正式名称は「久留里線」そしてまたの名を「パー線*1
 いつからか学生達から?広がった名前。結構この辺では「標準語(爆)」
「あ〜あ、パー線、雪で止まっちゃってるよ…ををい、学校公休扱いかよっ!」みたいな(笑)

■単線で非電化という、"街角で、しかも手持ちの電話でテレビが見れる”という時代に逆行した路線(笑)。

■↑こう聞けば、"趣がある"ですむかも知れないが、現実を見れば「採算が取れない路線」の一言で終わる。

■自分が餓鬼の頃は*2国鉄色の朱色の車両が走ってたが、今は違う。車体こそ同じものの、白地に青に黄色…( ゚д゚)ポカーン
 オマケに何を勘違いしたか?「タヌキのロゴ」まで奢られている(爆)
 今は一応新型の車両もいるようだが、何年前の新車だ?カラーリングに関しては、恐らく、恐らくだが(笑)、内房の海と菜の花のイメージなのでしょう。海ったって、亀山に向かう路線で無理があるような…亀山湖ってんならまだ分かるが…そんな大それた湖でもないし。百歩譲って菜の花は良しとするにしても…。
 イマイチ車両が気に入らない路線のひとつ。どうせローカル色を醸し出すなら、五井から上総中野をのどかに走る小湊鉄道のほうがまだマシ。

■今日はそんな亀山方面に仕事で2号車*3で出向いた。(←先日の作業で請求した額を貰いすぎて返金しに言った"ゴメンナサイ営業"だったのはココだけの話 笑)
 電話して在宅を確認した後、「往路はすぐに・・・」と思い、某スカ(房総スカイラインVivio号なら200え〜ん!)を駆って向かった。


■帰路は敢えて大回りしてきた。何故なら「久留里線」沿いを走りたかったからだ。

■先述したとおり、カラーリングや車両はプチ鉄っちゃん*4としては納得がいかないが、さすが"単線非電化!だけあって、"写真好きの自分としては格好のスポットがいっぱいある。コレこそ趣がある。
 いつぞやか、車仲間・兼電車好き・兼カメラ野郎で小湊鉄道の撮影に赴いたことはあったが、正直、「パー線」は眼中になかった。そのときのテーマは「鉄道のある風景」だったから、鉄道=車両みたいなセットで考えてた。が、でも、線路や駅、鉄道標識があれば良いのでは?と遅れながら気づいた私は、何度となく通ってた「パー線」の情景を改めて確認しようと思い、少々遠回りしてみた。

■"ゴメンナサイ"を終え(笑)、帰りにすがすがしくその情景を気にしながら走ると、いつもは運転してて、会社に戻らなきゃ!で気づかなかったような場所場所で、なかなかいい味を出していた。線路にちょこんとカラスが何食わぬ顔して停まってたり、一輪だけ菜の花が咲いてたり…と、風景写真のネタが垂れ流し状態だった。

 これまたD51の時と同じで(1/26参照)デジカメなど常備したマシン(社のVivio号)ではなかったので、かなり悔しかった。携帯で取る気にもなれず、「今度の休みは…」なんて思ったね。

■JRさん、どうか"パー線…もとい、久留里線"の車両たちを、昔の朱色一色に戻してはくれませんでしょうか?茨城交通や、小湊鉄道のように…
ココに嘆願します(笑)。
 そうすりゃ、こないだの"千葉ディスティネーションキャンペーン”のようなD51みたいにモノ好きなカメラマンがこぞって顧客になりますぞよ。
 
 
では。


 

*1:パーソナル無線の事ではない

*2:そう昔でもない 汗

*3:社のVivio

*4:あまり言いたくないが鉄道マニア