修・旅 添乗

秋の旅行シーズン.

御託に漏れず,休んでられない.会社のアホ人員削減が一番の理由でもあるが…

■10月のこの週の木・金は修学旅行集中日(笑).要は「翌日生徒が休みだから…」 
受け持ってるもう一つの学校も同じ日で「箱根-河口湖」コースで行っている.コレは別の添乗員にお願いした.
片や先輩の担当する学校では,水・木で箱根.
すると箱根の街の狭いエリアで,ウチのバスがウジャウジャいる.なかなか面白い.世の中狭いね.なんて思うが,
そう仕向けてるのは自分達だったりもする(笑)
回送中など,スライドする時なんかは,みんなして車内から大手を振る(笑)
無料の駐車場で待機中など,合流する事もしばしば.


■この学校が泊まった宿は「箱根高原ホテル」である.確か小学校の修・旅で,自分も泊まったような気がする…
ただ,正直"学校向け"と割り切っているように思える施設とも取れる.一般向けではないかな?と思った.
当日泊まる学校のスケジュールがフロントの壁の黒板に書き出してあったり,かなり学校受け通なホテルだなと思った.我々からすれば,他校の予定が一目瞭然なので助かるけどね.ただ,プライベートでのお勧めはできないかな?ちょっと古いし.でも「ざぶん*1」はさすが温泉地!であった.今回私は「2ざぶん*2
 この学校の場合,夜に全員で「寄木細工」作りの体験をする為,広いホールが必要となる.このホテルには十分対応できるスペースがあり,寄木作りの先生も来てくれるからね.毎年このホテルを指定してくるようだ.というか,ココが無難なのだろう.自分もこの学校の担当は初めてで,最初は戸惑ったが,もう,一度行けば要領は分かる.こうすりゃ良かった…がかなり出てきた.まさに"後悔際に立たず"…
 しかしだ.嬉しい事に,生徒が寄木体験してる際に先生にロビーに呼び出され,来年の仕事ももらえた.この瞬間が嬉しいね.
今までの担当の先輩が退職した為,担当が自分に変わり,打ち合わせも不十分だったので「来年は貰えないかな?」なんてネガティブになってたので嬉しさ倍増だった.

しかし,先生も「箱根で同じような施設はないかねぇ?」なんてボヤいていたので,シーズンが過ぎたら探して見ようと思う.

■2日目の富士登山で5合目〜6合目まで,ツアーガイド付きで歩く.普段見る富士山のなだらかなスタイルからは想像し難いハードさに生徒達はギャップを感じていた.これぞ体験や!.
朝の乗務員との打ち合わせで,ウチの2年目になるガイド達に「行きたい人〜?いないか…」なんてジョークで言ったつもりだったが「行きたいです!」なんて返事だったので,大歓迎で同行してもらった.
お陰で,号車ごとの生徒達と仲良く歩いてる姿を見て,おじさんホッとしたね(笑)
個人的には富士登山,嫌いじゃないし.

■修学旅行の朝の挨拶で,必ず言う事がある.それは「6年間一緒に校外学習とか宿泊体験をしてきた仲間だと思うけど,時が過ぎて,『このメンバーでまた行こう!』なんていっても絶対無理だから,先生が許す範囲で最高の思い出作りをしてください!」と.
 先生は笑ってるが,「余計な事を…」なんて思われてるかも?(笑)
でも,事実だからね.

■自分がこのシゴトに就いたのも,ガキの時分の添乗員にあこがれたからでもあるしね.

来週ももう1本修・旅がある.こちらは1台なんで気が楽である.が,気は抜かないぜ!
生徒の「思ひいで作り」のお手伝いをしたく思う.
↑カッックイィ〜!  こんな俺に惚れちゃった人?いない? あ,そか…

*1:お風呂・温泉

*2:この場合,入浴回数の意