ユーザー車検

 今日は父の車をユーザー車検する為わざわざ昨日出勤にして今日休んだ。
かれこれ3度目のユーザー車検。最初は知人の車。先月自分の車。そして今日だった。
 整備関連はほとんど走行しなくなった車なので割愛した。今までは、完璧なディーラー車検車だったので、大きな欠点はないと判断。
 点灯系だけ、父に確認しておいてもらった。

 電話で事前に「午後」で予約。午前の終わりギリギリで書類系だけもらい、誰もいなくなったところでじっくり記入。市役所の窓口レベルで「書き方」が出てるので簡単である。これで3,000円の代筆はもったいない。
 一旦車検場を後にし、昼飯。弁当を買って、近くの海沿いの公園でランチるのがユーザー車検時のお約束。マイブーム?
 そして午後イチで検査ラインに並ぶ。しかし、上には上がいて既に並んでる。
 並んでるところで検査員の指示で各点灯類チェック、ボンネットを開けて車体番号と車検証の確認。
 ラインに入って、先ずローラー上でスピード計チェック。40㌔まで出し、40を示したところでパッシング。次にライトの光軸。機械がぬぅっと出てきてハイビームに。自動で合否判定し、○か×で上部の掲示板に表示される。今回、右が「×」・・・そういえば、右は夏頃にぶつけ修理に出したんだった…。
 と、考えてるもつかの間、上部の掲示板には「Nレンジに入れ、サイドブレーキ解除」… 
ローラーが回りスグに「フートブレーキをかける」とな??「フートブレーキ???なんじゃそりゃ?フットブレーキだろ!」と一人突っ込みしながらブレーキング。結果は「○」。その後また回り始め「サイドブレーキをかける」。で、足踏み式なので全体重を乗せんばかりに踏み込む。結果は「○」。
 「ゆっくり進む」表示に従い、排ガス検査。一旦降りて検査棒をマフラーに突っ込む。暫くして「○」。ここで今までの検査結果をマークする機械に用紙を挿入。光軸検査を示す「H」だけ斜線が入ったマークがつく。トホホ…再検確定である。
 気を取り直して進むと床下検査。穴が空いており、前輪を指定場所に乗せ待機。暫くすると「カンカン、コンコン…」と下で検査員が異音チェックする。その後、「サイドブレーキを解除し、ハンドルから手を離す」の表示。揺れチェック。ハンドルが左右に振られ、車もユサユサ。
 やっと終わりで最後に検査員へ書類を提出し、ハンコをもらう。
 本来はココで終わりで、車検証をもらってバイバイだが、光軸調整の為、一旦外に出て民間の車検検査場へ。光軸調整をしてもらう為だ。やはり右が大きくずれていた。1500円也。

 すぐに検査場へ戻り、また並ぶ。検査員には「再検です」と告げ、先ほどの点灯チェックほかは免除。「最初にライトチェックのボタンを押してね」と言われ、自分の番になったら一旦降りてそのボタンを押す。その他のチェックが免除されるからだ。
 しかし、ローラーに乗ったら、「20㌔までスピードを上げる」表示。「?」と思いながら従うと勝手に止まった。どうやら体勢を整えるかららしい。「○」も「×」も出なかった。
 そして、緊張の一瞬。光軸チェックだ。以前、自分の車の時に手こずったので嫌な瞬間である。
しかし、当然のごとく「○」。最初から光軸だけやって行けばよかった。
 で、出口までゆっくりスルーし、用紙を機械に突っ込み「○のH」マークを戴いておじさんに見せて、終了印をもらい、窓口に戻って書類を見せ、新しい車検証と車検票をもらい終わりである。
 もう慣れたので再検さえなけりゃ30分コースといったところだ。今回の車検は全部で88,700円也(リサイクル券発行・除く光軸調整)。
 ディーラーでは考えられない値段だ。100,000預かって行ったので、残りでリヤのブレーキパッドとクーラントの交換を頼まれた。クーラント交換はディーラーに持ってくかな。トヨタがかわいそうだし(笑)。パッドは自分で出来るな。

 コレを最後まで読んだアナタも、是非。
ハナムケの一句として、
          「ユーザー車検 光軸調整 しとくべし」
である。
 過去の2台も、光軸調整で落とされた…なめるな光軸!てな感じである。